使い捨てカイロは発熱反応によってミトン内の熱を高めますが、本質的には錆が発生するだけです。各パウチには通常、鉄粉、塩、水、吸収材、および活性炭が含まれています。パウチを外箱から取り出すと、酸素がパウチの透過性カバー全体に漂います。塩と水が存在すると、酸素が内部の鉄粉と反応して酸化鉄 (Fe2O3) を形成し、熱を放出します。

吸収材には、粉砕した木材、ポリアクリレートなどのポリマー、またはバーミキュライトと呼ばれるシリコンベースの鉱物を使用できます。反応が起こりやすいように水分を保持するのに役立ちます。活性炭は、生成された熱を均一に分散するのに役立ちます。

使い捨てカイロと一部の再利用可能なカイロの主な違いは、発熱反応を引き起こすために使用される化学物質です。再利用可能なカイロには鉄は含まれていませんが、代わりに結晶化する際に熱を放出する酢酸ナトリウムの過飽和溶液が使用されています。使用済みのパケットを沸騰させると、溶液が過飽和状態に戻ります。空気で作動するカイロは再利用できません。

使い捨てカイロは、人間の冷えを防ぐだけではありません。コンフォート ブランドのウォーマーは、熱帯魚が極寒の気候での輸送に耐えられるようにする強力なウォーマーも販売しています。